日本人の1日あたりにかける家事の時間をご存知でしょうか。
ある統計によると、1日平均199分。アメリカの1.5倍長いと言われています。
同じ先進国であるのに変わりないのに、手間暇かけて丁寧に家事をしています。
料理作る時間を含むと、もっと長い時間、家事をしているってことになります。
外に働くことの他に、子育てや介護、様々な家庭の都合も入り組みつつ、ライフスタイルはさまざまです。
時代とともに、時短で食べれる料理やサービスも右肩上がりに伸びている。
それにも関わらず、実際に使いこなしている方はほんの一部です。
せっかく便利な時代になってきているのに・・・毎日毎日がんばり過ぎているように思えます。
お外で働いているママさん、おうちでお仕事しているママさん、いつもお疲れ様です。
手の込んだ料理に理想を抱きたくなる気持ち、よくわかります。
毎日料理のために長い時間をかけることに対して、否定をするつもりはありません。
凝った手料理を作ることが子どもへの愛情だと、専業主婦歴が長い私も実際に思っていました。
食についての資格持ちであるから、なおその思いが強いです。
長い時間じっくりとかけたものは確かに健康な食事なのかもしれない。
でも、必ずしも食べる人の口に合うとは限りません。
食べるもの、食べたいものは、その時その時の気分や体調などで異なります。
一汁三菜作れば愛情こもっているんだと決めなくてもいいのです。
もっと時短をうまく利用して、自分の好きなことや家族との会話などに回せないのかな?
一緒に美味しいと笑顔でご飯を食べることができれば、自然と愛情が深まるのではないでしょうか。
時短をすること、家事をラクにすることが”悪”だなんて思わないでほしい。