毎日違った食材を使って、「献立に変化をつけよう」って・・・言われても、大変ですよね。
今日、肉を食べたから、明日は魚にするとか。
今日トマトのサラダを食べたからって、明日はトマトのサラダを食べちゃいけないの?とか。
献立作りあるあるですよね。
がんばって献立に変化をつけようとすると、献立を考えることがしんどいと思うこと、ありませんか。
毎日同じ献立、いわゆるマンネリやワンパターンは、悪なのか?
いいえ、むしろ、マンネリやワンパターンの献立は、献立作りの強みだと思います。
だって、作りたいもの、食べたいもの、好んでいるものがあらかじめ決まっている状態じゃないですか。
そうなると、買い物も調理手順も固定されるので、作業をグンとラクにしてくれます
もちろん、無理して毎日同じ献立にしたり、決まって食べれるものを見つけなければならないってわけではありません。
好き好んで食べたければ、わざわざ変化をつけなくてもいいということです。
自分の嗜好を見直してみたり、家族の意見を聞いて、嗜好リストを作ってみましょう。
我が家の場合・・・
夫は
- 夕食に刺身をつけたい
- ご飯に漬物がほしい
- 納豆が食べたい時があるのでストックしておきたい
- カレーの日に味噌汁が出ても気にしない
- 夜遅い日はご飯を食べない
子どもは
- 白いご飯だけで食べられず、魚の骨をとるのが苦手なので、じゃこご飯にする
- 週に1回カレーを食べれたら、満足する
- 餃子を焼くと、テンションが上がる
- 長女はシチューをご飯にかけるのが好きだけど、長男は苦手
こんな感じ。おおざっぱで大丈夫です。
もちろん、その日の気分や体調で嗜好を変化していくので、リストの内容を追加したりやめたりもOK
食べる人の嗜好が分かっていると、献立を決める時の大事な情報源になります。
納豆ご飯は、トッピングを変えれば、アレンジできます。
カレーだって、チーズをのせて焼けば焼きカレーになるし、カレーうどんを作ることもできます。
同じメニューを作ったとしても、野菜を追加したり調理法を変えれば、マンネリが防げます。
今日の献立で迷ったあげく、残った食材をひたすら並べて検索して・・・生み出した料理の反応がいまひとつだったら、ガッカリしてしまいますよね。
食べたいものを決めてから、野菜を足して栄養バランスを調整すること。
いっそのこと、食べたいものを献立にしてしまい、栄養バランスを逆算しながら、料理していくのです。