せっかく作った料理を「マズイ」と言われると凹みますよね。
食べる人が自分自身の場合でも、なんだか「マズイ」と思うこともあります。
「マズイ」料理を作って食べることは、決してあなたの料理の腕が悪いというわけではありません。
「マズイ」と感じたからこそ、改良するチャンスなのです。
いつも作ってる料理が「マズイ」と思ったら、以下を心がけてみましょう
- 味見をする
- オイシイものを作れる人の料理を食べて研究する
- レシピの手順を見直してみる
味見をする
料理で味見をすることはとても大事なことです。
最低2回!調味料を入れる前と入れた後に味見をしましょう。
調味料を一度入れてしまうと、やり直しがしにくくなります。
少しずつ調味料を加えることで、どのように味が変化するのかを知ることができます。
味に対する感じ方は、人それぞれの好みによって異なります。
薄味、濃い味、好きな人それぞれですよね。
「味見ばかりで・・・はしたない!」
と思わず、ガンガン味見をして美味しいと感じる味を見つけましょう。
オイシイものを作れる人の料理を食べて研究する
自分の作った料理が「マズイ!」と思うと、作るのがイヤになりますよね。
そんなときは、いったん料理を作ることから離れて、デリバリーや外食に頼ってみましょう。
プロの料理人が作った料理は、「オイシイ」のヒントが隠されています。
味付けや風味
食材の組み合わせ
焼き加減や食感
など。美味しかった理由が見つかり、真似するきっかけになりますよね。
外食やデリバリーだけでなく、市販の素にもヒントがあります。
食材名や調味料名が多い順に並んでいるので、どのような食材を使ったのか、パッと見ることができます。
レシピを見直す
料理のデパートリーをたくさん持ってても、一度レシピを見直す必要があります。
料理には、手順があります。
いきなり自己流で美味しくできたとしても、長く続けると正しい手順で作られているのか迷いが生じるからです。
食材を切った時の大きさ、食材を加熱する順番、焼き加減など、美味しくなるコツをチェックしましょう。
「守破離(しゅはり)」という言葉をご存知でしょうか。
「守」=形や技を忠実に守ること
「破」=他の師からよいものを取り入れ応用を利かせること
「離」=教わったことから一旦離れて独自で新しいものを生み出すこと。
剣道や茶道の修行で使われる言葉ですが、料理も「守破離」に当てはまるのではないかと思います。
見た目や盛り付け、オリジナリティは、「オイシイ」と感じたあとにしましょう。
オリジナルを意識して頑張ろうとすると、失敗しやすくなります。
料理の基本である「守」をしっかりと固めてコツを身につけることが「マズイ」を未然に防ぐ方法です。