食品を安全に美味しく食べるために、消費期限賞味期限があります。

その違いをご存知でしょうか?

消費期限
袋や容器を開けないままで、書かれた保存方法を守って保存していた場合に、この「年月日」まで、「安全に食べられる期限」のこと。

賞味期限
袋や容器を開けないままで、書かれた保存方法を守って保存していた場合に、この「年月日」まで、「品質が変わらずにおいしく食べられる期限」のこと。

※引用元:農林水産省のHP

以下の食材は例です。

  • 消費期限:生のお肉やお魚、お野菜、お惣菜、生ケーキなど傷みやすいもの
  • 賞味期限:お菓子や飲料、缶詰類、乳製品や発酵食品など傷みにくいもの

「できるだけ、日付が長いものを・・・」

お買い物をする時、これらの期限の数字を意識されている方も多いと思います。

見落としてはいけないことは、袋や容器を開けないままの状態であることです。

「開封後お早めにお召し上がりください。」と記載されているのは、未開封で品質保存をした場合を前提としているから。

開封した後の「お早めに」を守らなかったら、どうなるか?想像してみましょう。

期限を過ぎてしまった食品は、品質や安全性が低下し、味に影響を及ぼす可能性も高くなります。

あまりに傷みが激しかったり、味に違和感を感じた場合、「ゴメンなさい」と言いながらゴミ箱にポイしてしまうのではないでしょうか?

そんな私も、箱買いしたみかんにカビを生やしてしまい罪悪感を感じながら破棄したことがあります・・・(ゴメンなさい)

長期間保存可能とはいえ、新たな食べ物が入れ替わっていくうちに、人は忘れます。

期限内に食べきれる自信がないものは極力避けたほうがいいですね。